企業にとって必要な人物とは、どんな人物でしょうか。
転職面接のときに何をアピールすれば、面接官の心に響くでしょうか。
どうすれば内定に近付くのか。
考えていきましょう!
転職面接のための準備
重要なことは下記の6つを考えることです。
- どこで
- だれと
- なにを
- どうする
- どのくらいの時間で
- なんのために
そうです。5W1Hです。
まずはこの5W1Hを企業研究に活用しましょう。
求人の募集要項には必ず、その企業の活動内容、仕事内容、求める人についての記載がありますので、それぞれ5W1Hを活用しつつ見ていきます。
そうすることで、企業のニーズが見えてきます。
あとは、企業のニーズに沿って自己PRできそうなことを考えれば良いのです。
自己PRするときも、単にコミュニケーション能力があります!とアピールするのではなく、5W1Hを踏まえたものを考えると良いでしょう。
例えば、誰にどんなものを買ってもらうのか。
その企業に入社した自分を想像し、実際の行動をイメージすると思い浮かびやすいですよ!
転職面接の時も、すでに入社しているという前提で話すと面接官もイメージが湧きやすいのではないでしょうか。
イメージが湧けば、あなたを採用するという前向きな考えが生まれます。
簡単にできる企業研究
まずは、5W1Hを企業研究に活用しましょう。
企業研究がしっかりしていれば面接官は自動的にあなたのことをしっかりしていると感じ、意欲や熱意を感じてくれることでしょう。
情報収集のコツは応募先企業のホームページを見ただけで調べた気になってはいけないということです。
応募先企業のホームページで押さえたいポイントは下記の通り。
- 沿革
- 経営者
- 関連企業
- 取引先
- 将来の視点
- 事業戦略
- 株主構成
- 売上推移
- 業界内の位置
- 業界特有の空気
- リクルート情報
ポイントを押さえることが出来たら次のステップに行きましょう。
調べて出てきた情報を検索してみよう
調べていくうちに聞き慣れない用語や、商品名は出てきませんでしたか?
知った気にならずに、その用語や商品名を調べることで他の応募者の1歩先を行くことが出来ますよ!
調べていることをアピールすることで、応募先企業での将来を見据えていると捉えてもらえます。
あとは、調べたことをまとめておくと志望動機に活用出来ますので時短にもなります。
他にも、競合他社を調べると業界についても理解が深まることと思います。
どの書籍にも書いてあり、セミナーなどでも散々いわれていることではありますが、実際の仕事場に足を運ぶというのも良いです。
ハードルは高いですが、応募先企業から出てきた方にアンケートをさせていただくことや、「応募しようと思っているのですが、実際に働いている方の意見を聞かせてください」と頼むことも有効です。
企業の求める人物に合わせた自己PRの作り方
- 自分の持てる強みを増やして武器をたくさん持つ
- 企業と自分の間にある共通点を見つける
- 共通点に繋がるエピソードを探して文章にする
経験不足や辛いことがあっても、それをプラスに転じてしまえばよいのです。
「災い転じて福となす」
きっと、やりたいことや頑張ってきたこと、鍛えようとしてきたことがあなたにもあるはず。
嫌なことから逃げずに解消しようと、改善しようとしてきたことがあるはずです。
すべてのマイナス要因、過去のネガティブなこと、嫌な思い出を人のせいにすることなく、乗り越えようとしてきたことという話に変えてしまえば良いのです。
頑張ってきたことを思い出せたら、次は企業との共通点を探しましょう。
そして、共通点を見つけたら自分の頑張ってきたことと結びつけて面接の場で活かしましょう。
共通点を見つけ出せないときは、再度企業研究をしても良いかもしれません。
転職でお悩みの方の参考になれば幸いです。