当ブログを見つけていただきありがとうございます。まなびの(@manabinocafe)です!
「社会人になったけど、仕事が全然楽しくない……」と悩んでいませんか?
そんな人に向けて、心の拠り所になるかもしれないオススメの本を紹介します!
この記事は以下のような人にオススメ!!
・仕事が楽しくない人
・楽しそうに生きている社会人の心得を知っておきたい人
・仕事に不安を感じている人
仕事は楽しいかね?の概要
タイトル:仕事は楽しいかね?
著者:デイル・ドーテン
出版社:きこ書房
私達はいつも華やかな成功と隣り合わせに生きていますが、ほとんどの人が気付かずに生きています。
隣にある華やかな幸せに気付いて成功者の仲間入りを果たすにはどうすればよいでしょうか。
転職を繰り返して天職にたどり着いた筆者が、独断と偏見で本書のなかで惹かれたポイントをシンプルに要約します。
特に仕事について記載されているところをピックアップしておりますので、気になった方は、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
著者について
デイル・ドーテン(DALE DAUTEN、1950年 – )は米国におけるビジネス分野のコラムニスト。
Wikipediaより
アリゾナ州立大学およびスタンフォード大学のMBAにおいてイノベーションおよびその体現者についての関心を深める。Lumina Corporationの社長であり、The Innovator’s Labの創設者でもあり起業家・実務家の顔をも併せ持つ。
1980年に、マーケティングリサーチ専門会社であるリサーチ・リソーセスを起業する。マクドナルド、3M、P&Gなどの国際的大企業を顧客に抱える。
1991年に新聞に発表した経済コラムが好評を博したことから、執筆業を開始。連載しているコラムは100社以上の新聞社に配信されており、多数の愛読者を持つ。
執筆業の他には企業講演、従業員訓練やキャリアセミナーの開催といった活動もしている。
社会人として気楽に仕事をしよう
本書は老人のマックスという人物が、仕事にも人生にも行き詰まりを覚えている主人公の「私」に対して展開する一夜だけの講義です。
- 遊び感覚でなんでもやってしまえ
- 試すことは進化すること
- 完璧以上の素晴らしさを目指す
以上のように、革新的ではあるものの誰もが知っているようで、簡単に始められることが大切であると説きます。
しかし、人生の新しい1歩を踏み出したい人にとっては、深く心に刺さるのではないでしょうか。
明日は今日と違う自分になる!
という強い決意を持って、遊び感覚で色々なことを試し、成り行きを見守る。
試し続けながら、少しのチャンスに気付いてモノにできるかどうか…
そのことが大切なのだと本書は教えてくれます。
遊び感覚でなんでもやってしまえ
人生には、やるべきことや、習得すべきことがたくさん出てきます。
やるべき仕事、習得すべき技術、到達するべきレベル…やるべきことの連続です。
目標を設定して、それに向かって努力をしなさい。と、私達はいつも教えられてきました。
でも、悲しいですが、人生はそんなに規則正しく、努力をすれば必ず報われるというものではないです。
実際には規則から外れたところで、いろんな教訓を得ることのほうが多いはずです。
目的はただひとつ
「明日は今日と違う自分になる」こと。
ただひたすらに、今日よりも良くなろうとすること。
一見すると簡単にできる!と思いますが、実践するとなると難しいです。
仕事は楽しいかね?の中には、「一日も欠かさず変わらないといけない。いいかい、これはものすごく大変なことだ。そう、僕が言ってるマンネリ打開策は簡単なんかじゃない。とんでもなく疲れる方法だ。だけどわくわくするし、〈活気に満ちた〉方法でもあるんだ。」という言葉が出てきます。
特に何も考えずに生きてきた筆者にとっては、自分を進化させるために何ができるかということがなかなか思いつかないのです。
本を読んでメモして終わってしまう……
本書に書いてあることを実践することで人生は好転するでしょう。
実践することが難しいですが、毎日を何となく過ごすのではなく、なにか自分のためにできることから始めたいですね。
試すことは進化すること
毎日違う自分に変化、進化することは大変だけど、何か行動をしないといけないですよね。
本書には「“試すこと”を続けなければならない」とあります。
試すこととは「試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか手当たり次第にやってみるということだ
才能がなくても勤勉でなくても、成功のために適切なことをしっかりやれば失敗する確率は10回中9回になる。
適切なことをしっかりやるということを続けていくうちに、失敗する確率が10回中7回になったら、成功する確率は3割ということになりますよね。
適切というところがポイントで、無計画に行動しないというところが大切です。
プロ野球選手の打率に例えると…
プロ野球選手は3割打てば、及第点であり、4割に近い数字を残すほど打率でトップになることができる。
プロ野球選手でも打席に入ってヒットを打つ確率は3割なのです。
私たちが挑戦していく人生にも困難がたくさんあると思いますが、成功確率は1~3割あれば合格点であるという広い心をもって、更に余裕を持って行動していきたいです。
【試す】ということについて重要な事項が2つあります。
本書によると、それは「適切な時」とか「完璧な機会」なんてものはないということ。
この場でただちに始めるということが大切だということです。
それと、「一か八かの賭けをしないなら、チャンスなど一つもない」ということ。
この2点については心にとどめつつ行動したほうが良さそうです。
自分自身が何かに迷って行動を起こしたいと持った時に、その場で悩み続けるのではなく、まずは行動を起こしてみるということが大切です。
悩み続けて時間を浪費してしまうということのデメリットは「入社1年目から差がついていた!行動が早い人の仕事と生活の習慣」という本にも記載があります。
小さなステップで構わないので、ひとまず行動を起こそうということです。
結果的に失敗だったとしても失敗であったということではなく、試すこと自体が欠落していたのだと思って、試し続けるということが人生において大切なことであると本書は教えてくれています。
完璧以上の素晴らしさを目指す(社会人にとって重要なこと)
自分が完璧だと思っても、その時点の完璧で安心してしまうことは危険です。
「完璧では十分じゃない」
「ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ 待つだけだ。その結果言えるのは ─ ─ 彼の言葉をそのまま繰り返す と ─ ─〝 完璧とは、ダメになる過程の第一段階〟ってこと だ」
仕事は楽しいかね?より
その時点で完璧だとしても翌日、来月、来年には別の人がアップデートしていて、完璧だと思ったいたことが抜かれてしまうことがあるということです。
完璧だと思っても、試してみることは続けなくてはならないのです。
何かをやってみて、それがダメだったとしても、効果的ではないアイデアだったとしても、そこから何かを学ぶことができる。
失敗だったとしても、学ぶことができた時点でそれは、失敗ではなく学びを得たという成功であったという認識で問題ないでしょう。
失敗することを怖がりすぎて、「何か機会があったとしてもそれが宇宙からの贈り物だということに気付こうとしない」というのが現代に生きる私たちの大きな過ちではないでしょうか。
結論としては、「何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってくるだろう。ということではなく、あらゆることをしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから」という一文に表されています。
とにかく、行動あるのみ!すぐに行動に移しましょう!!