転職面接対策について、今回は面接の途中や最後に聞かれる質問について考えていきたいと思います。
どの転職ブログ・転職面接に関する本を読んでも、この最後の質問は面接で必ずあるので、おろそかにせず、確実に対策を取っていきましょうと書いてありますよね。
質問であなたの熱意や意欲を伝えて、内定に近づくということは間違っていません。
私の経験上、質問を全くしないということは熱意や意欲を伝える上では不十分です。
企業に対して、面接官に対して自身の本気度を伝えるためにも、面接の途中で質問をしたとしても、面接の最後で聞かれる「なにか質問はありませんか」という問いに対して、最低3個は質問事項を考えておいたほうがオススメです。
しかし、ただ単に質問をすればよいというものでもありません。
面接官に良い印象を持ってもらうための質問と、面接官にとって悪い印象を持ってしまう質問を理解し、違いをはっきりと覚えておきましょう。
そのうえで、自身が考えた質問を見直し、表現を工夫したり、質問の視点を変えたりしてみましょう。
質問のコツ
質問をする際のコツは、確認を行うようにする。ということです。
例えば、〇〇について調べてきたのですが、△△ということでよろしいでしょうか。という具合です。
面接官から本音を引き出す質問の仕方は、下調べをして、働いているというイメージを湧き上がらせる質問です。
もしも、質問を忘れてしまったときのために、質問を書いたメモを持参しておくと良いでしょう。
安心感は面接のプレッシャーを軽減するために有効です。
面接官に嫌われる質問
- 質問の意味、目的がわからない質問
- 面接官に対して丸投げの質問
特に上の2つの質問は、やってしまいがちな質問です。
普段はとても良く仕事のできる方でも、緊張感や非日常感からよく嫌われる質問をしてしまうものです。
緊張とプレッシャーで、ときには頭が真っ白になってしまうんです。
「御社の強みはなんですか?」など、端的すぎる質問も良くないので気を付けてくださいね。
もし、「御社の強みはなんですか?」と聞きたいのであれば
「御社は〇〇という提案をすることで、他社と差別化をされているということでよろしいでしょうか。」
というような質問の仕方が良いでしょう。
企業研究が足りないと、質問が浮かばない
何を質問したらいいのか全然わからない!
受かったらラッキーと思っているレベルの企業なのに、質問なんて全然思い浮かばないよ〜!
といった方もいらっしゃるでしょう。
企業に対しての熱意や、入りたい意欲が全然足りてないのです。
質問も浮かばないような企業に入社して、あなたは本当に幸せですか?
一日8時間は会社に縛られるわけですから、よく考えて他の企業を受けることにしても良いのではないかなと思います。
もしくは、他の企業と比較してなぜ質問が浮かばないのか考えても良いでしょう。
他の企業と比較することで、質問も浮かびやすいと思います。
幸せな社会人の人生を送るために、質問を考えるという課題です。宿題です。
頑張って取り組みましょう。