「好きなことで生きていくということが最高の幸せ」というメッセージが世の中にはあふれています。
幸せな人生には好きなことをすることが必須??
好きなことを仕事にできれば、辛いことや苦しいことがあっても前向きに捉えることができるでしょう。
努力が必要なことも、勉強も自分から進んで行うことができるでしょう。
好きなことを仕事にすることは、夢や希望を抱くことができます。
しかし、現実を見ると夢だったこと、好きなこと、憧れていたことを仕事にして、全員が成功しているのではありません。
希望を抱いていたが、現実とのギャップに苦しめられたり、自分の理想と違い辛い毎日を送る、希望を抱いていた分、大きな挫折を味わい、心に傷を負ってしまう人もいます。
好きな仕事を選んだにも関わらず、成功した人と失敗した人は何が違うのでしょうか。
「好き」にも段階がある
あなたの「好き」はどの段階ですか?
同じように「好き」といっても軽い好きから、オタクレベルの好き、愛と呼べるレベルの好きまで段階がありますよね。
本当に好きで行動に起こしている人はどれくらいいるのでしょうか。
同じように好きと表現していても、趣味レベルなのか、副業レベルなのか、本業レベルで生計を立てようと考えているのかによっても、行動が変わってきます。
客観的に見ても好きの段階が高いかどうか考えます
仮に、未経験の仕事に就きたいとします。
面接で、その仕事が好きです、興味があります、努力していきますと話したとしても信用してもらえるでしょうか。
実際に行動を起こしていて、作品を作っています、専門学校に通っています、資格を取りましたという人のほうが信用してもらえますよね。
面接でも通りやすいです。
つまり、好きで行動しているかどうかが重要な要素になります。
軽い好きの気持ちで運よく面接を通過して仕事をすることになったとしても、困難なことや辛いことがあった場合に耐えられない、頑張ることができない可能性が高いです。
周りには好きの気持ちが強い人がゴロゴロしていてチームとしては心強い味方ですが、ライバルになった場合は強敵になります。
好きの気持ちのスタートラインから違うので、厳しい戦いになることも…
自身が頑張っていても好きの気持ちが強い人から見たあなたは頑張っているように見えるでしょうか。
頑張っていないと判断され、仕事がうまく行かないということもあるでしょう。
好きじゃないとうまくいかないわけではない
今までの流れをひっくり返すようで恐縮ですが、好きじゃないとうまくいかないといえば、そうでもありません。
はじめは軽い気持ちで興味がある程度だったのに、仕事をする中で好きのレベルが上がっていき活躍している人もいます。
では、うまくいく人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?
それは、行動するか、しないかの違いです。
好き✕行動=最高の結果
同じように好きでも行動するか、しないかで将来の結果が変わります。
仕事をする中で、業務時間中だけ勉強して頑張るのか、業務時間に関わらず勉強して頑張るのかでは同じように頑張っていても、時間を割いて頑張った分、結果がいい方向に変わります。
仕事をスタートする時点で好きのレベルが高いほうが有利なのは間違いないですが、行動を起こし自身の好きのレベルを上げる努力をしているかどうか。
好きなことを仕事にする以上は、可能な限り自身のレベルを上げる努力が必要なのです。
好きなことを仕事にし、会社に入った時点で安心し、勉強を怠っていると「好き」という気持ちを力の源にして辛いことや困難を乗り越えることが出来ません。
才能やセンスも大切かもしれませんが、好きで行動を起こすかどうかということが一番大切です。
アクションプラン
- 自分の好きなことに集中して頑張る、行動する
- 好きなことに関して誰にも負けないように勉強する
- 自身の好きのレベルを確かめる